MacOS 10.8は画像ファイルの色の解釈が違う

いまさらですが、MacOS 10.8で制作作業している人は要注意です

10.7 Lion までと10.8 Mountain Lion とでは、OSレベルで画像ファイルに対する表示の処理が変更になっています。

詳しい話はすでにあっちこっちで語られているので、簡単にまとめると

カラープロファイル無しの画像(JPEGなど)

●MacOS 10.8
Preview.appやSafari.app(OSの画像処理を使うアプリ) →表示モニターのプロファイルを使って表示
Chrome →sRGBとして表示

カラープロファイル無しの画像

●MacOS 10.7まで
Preview.appやSafari.app(OSの画像処理を使うアプリ) →sRGBとして表示
Chrome →sRGBとして表示

となり、たとえばWebページなどは10.8環境でだけ、画像の色がおかしく見えてしまいます

Web用の画像を作るときは、古い環境も含めて考えると
まだ「ICCに頼ってもいい」という状況にはなっていません

そこでICCを破棄した状態の画像を作るわけですが、これが上記のように、どう処理するかは各クライアントに委ねられています

もう少し?すれば必ずICCを入れましょう となるといろいろ話が簡単になってよい感じです。