「Premiere Pro」の基本がわかる!Premiere講座

白井小太郎のPremiere講座」では「作りたい雰囲気に合った参考資料を探す」「色味の統一感」「音と画像の連携」を重点に、映像制作においてのポイントと編集のコツを学びました。

映像の冒頭gif

まずはツールや基本機能の紹介です。配布された資料にはツールの解説とショートカット、おすすめのエフェクトなどが載っています。これはなんだろう?と思いつつ使用せずにいた機能の名前と役割を知り、役立つツールだったことに驚きです。
6時間で1本のショートムービーを完成させることを目標に、ツールやエフェクトの解説を交えながら、映像の切り貼りの仕方、音と映像の合わせ方など実際にツールを触りながら学習します。作業時間は自由度が高く、カットを前後させたりエフェクトを試したりと楽しみながら制作を進められました。

映像編集

音と映像をぴったり合わせるとずれて聞こえてしまう

多くのミュージックビデオではわざと音と映像をずらしているそうです。同時に再生するのだから音と映像はぴったり合っている方がいいと思いますが、実はぴったり合わせると逆にずれて聞こえてしまうので、映像を音の少し前に配置することで自然な映像に仕上げています。

手ぶれ補正は縮小で逃げる

ワープスタビライザー(手ぶれ補正)をかけると画質が粗くぼけてしまいます。対策として、映像を大きめに作っておきシーケンス上で小さく配置するとぼけが目立たなくなります。

お昼休憩のあとは文字の操作とエフェクト、音のエフェクトです。午前中に作った映像に更に調整を加えます。自分の作る映像が完成に近付いているのが目に見えてきてだんだんと盛り上がってきます!

一通りの映像制作が終わったあと、同じ映像編集ソフトであるAfter EffectsとPremiereの違いを比較しながら紹介してくださいました。存在は知っていても何が違うのかよくわかっていませんでしたが、それぞれのできることとできないことを知り、使い分ける必要性を理解しました。

白井小太郎

納得するまで話が聞ける

Premiereを使っていると、ちょっとしたタイミングのずれが気になったり、音と映像を構成する考え方、選択肢が多すぎて混乱する保存形式など疑問に思ったり戸惑うことが多くありました。講座を進行していくなかでいろいろな疑問が解決していくと同時に、知れば知るほど奥深いものだとも感じました。

また白井先生は優しい雰囲気で、とても丁寧に解説してくださり、私たちの質問に親身になって答えてくださいました。映像の編集だけでなく、現在CMやプロモーションビデオなどでよく見かける人気のカメラワークや色味、エフェクトの見せ方などの流行や、機材、撮影方法の最新情報も聞くことができ充実した6時間となりました。

2017年4月

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