業務報告

Scratch入門オンライン講座担当しました

日本商工会議所様からのご依頼で、Scratch入門オンライン講座担当しました。日商検定の新しい検定試験、日商プログラミング検定のエントリークラスScratchを題材にしているので、受験者(子ども)を見守るであろう大人向けの講座です。

昨今の感染症拡大防止に配慮する形で、打ち合わせから配信当日まで遠隔で進めました。部屋で一人で配信操作から、講義まで勤めましたのでお聞き苦しい点もあるかもしれませんがご覧下さい。


https://youtu.be/sbUVxg8RuMo

自宅の仕事机はいつの間にか配信専用ブースのようになっております。ここまで整ったからには自主配信も増やして行こうかなと考えておりますが、オンライン講座のご依頼、配信機器のご相談などございましたらご用命ください。

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2019年活動のまとめ

今年も一年いろいろな形で子どもたちのプログラミング活動に関わる事が出来ました。スケジュール帳をめくり返しつつのリフレクションをして、2020年の活動へ繋げていきたいと思います。

2019年1月

  • ウエスタ川越でのワークショップ。年をまたぎ Scratch, micro:bit, Scratch x micro:bit でプログラミングを体験してもらいました。
  • 北京で子ども向けプログラミング教室を運営する友人の姜さんをTENTOの教室などご案内しました。

2019年2月

  • TENTO御成門教室となる日商プログラミング講座powered by TENTOを開講しました。
  • インプレスカレッジ 講師向け研修講座Scratch編の講師を担当しました。
  • リタリコワンダーフェスに行ってきました。
  • 子供の科学のYoutubeチャンネルの撮影をしました。
  • 学習院大学のワークショップを見学してきました。

2019年3月

  • インプレスカレッジ 講師向け研修講座Scratch編の講師を担当しました。
  • Switch Education の子供の科学 micro:bitワークショップに参加してきました。

2019年4月

  • インプレスカレッジ 講師向け研修講座Scratch編の講師を担当しました。
  • Scratch Day 2019 in 三茶を開催しました。

2019年5月

  • Maker Faire Kyoto 2019 で子どもプログラミング喫茶の開催(お手伝い)をしました。
  • 上海のSTEM教育機器を作るDFRobotの担当者と西大和学園高校の授業にお邪魔してきました。
  • Scratch Day 2019 in Tokyoの実行委員として運営スタッフやってました。
  • 「使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ」発売開始しました。
  • 「使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ」出版記念ワークショップを開催しました。
  • NHK for School Why?!プログラミング活用 教員向け研修 本厚木を見学しました。
  • インプレスカレッジ 講師向け研修講座Scratch編の講師を担当しました。

2019年6月

  • EDIXにてDFRobotのブースで説明係を担当しました。
  • OtOMO三茶ワークショップを開催しました。

2019年7月

  • OtOMO三茶ワークショップを開催しました。
  • 東京都現代美術館、あそびの時間でのうしおさんの展示製作でマイコンを使った制御部分を担当しました。
  • NHK for School Why?!プログラミング活用 教員向け研修 広島で講師をしました。
  • NHK for School Why?!プログラミング活用 教員向け研修 山形で講師をしました。
  • NHKラジオごごラジに出演して「プログラミング教育って何?」というテーマでお話ししました。
  • 「mBotでものづくりをはじめよう」発売しました。

2019年8月

  • Maker Faire Tokyo 2019で子どもプログラミング喫茶を開催しました。
  • Maker Faire Tokyo 2019でOtOMOブースを出展しました。
  • Scratchers Meetupを開催しました。
  • 三菱みなとみらい技術館で子供の科学 micro:bitでレッツプログラミング(連載)のワークショップを開催しました。
  • CANVASのキッズクリエイティブ研究所サマーキャンプでからくり装置ワークショップ開催しました。
  • TENTO夏休みワークショップ「使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ」を開催しました。
  • ららぽーと豊洲で「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」ワークショップ開催しました。
  • NHK for School Why?!プログラミング活用 教員向け研修 大阪で講師をしました。
  • 東京都現代美術館であそびの時間関連ワークショップで、micro:bitであそびを作るワークショップ開催しました。
  • 「小学生からはじめるわくわくプログラミング2(改訂増補)」発売開始しました。

2019年9月

  • NHK for School Why?!プログラミング活用 教員向け研修 石川県羽咋市で講師をしました。
  • 技術書典に行ってきました。

2019年10月

  • 子供の科学 micro:bitでレッツプログラミング(連載)のワークショップを開催しました。

2019年11月

  • くすのき日和(東京都豊島区)で子どもプログラミング喫茶を開催しました。
  • ウエスタ川越でプログラミングワークショップを開催しました。
  • 秋葉原ラジオスーパーに書籍やキットを販売するブースを設置しました。

2019年12月

  • 明和電機とコラボして「ノック!プログラミング教室」を開催しました。
  • ウエスタ川越でプログラミングワークショップを開催しました。
  • マイクロソフトオフィスで開催の「模擬授業で体験!理科xプログラミング教育」にてBOSON x micro:bit模擬授業を実施しました。

主に実施開催日が中心のリストになりましたが、その準備や打ち合わせ、書籍の執筆などまぁまぁ忙しい一年だった気がします。毎月連載の締め切りもあったし、毎週TENTOでの講師もやってるしよく頑張りました。

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研究授業の参観をしてきました

こんにちは倉本大資です。

豊島区立仰高小学校で行われた、プログラミング教育研究発表会(資料表・裏)に勉強のため行ってきました。

 

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大変勉強になりました〜

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公開授業は全学年全クラスで行われ、算数科でのプログラミング教育実践が行われていました。
私は二年生の「形をしらべよう」が気になって主に見ていましたが、途中五年生の「多角形と円をくわしく調べよう」も気になったので覗きに行きました。(多角形については拙著の「わくわくプログラミング2」でも扱いましたし、今夏は様々な地域の小学校にも実践講師としてお伝えしたためやはりどうしても気になります。)

豊島区内の東京都の定めるプログラミング教育推進校の一つで、二年にわたり授業実践やカリキュラム検討を進められたそうで、なかなか見ごたえがありました。
今後豊島区の小学校でのプログラミング教育のひな型となるべき研究成果ということなので引き続き区内他校でも頑張っていただきたいなと思います。

私としては、子供の自由な発想に対する対処や、表現に関する工夫が気になり見ていましたが、まだまだ余地はあると感じつつ、実際の授業という制約がどの程度あるのか先生方とお話ししたいと感じました。

また、子供たち自身がプログラミングをするのではなく、Scratchmicro:bit(MakeCode)でプログラムされた教材を使っているだけに見える授業もあり、これは新学習指導要領総則の「児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせる」に反するのではと思いつつ、二年生では致し方ないのかと悩ましいですし、「プログラミングさせなくても使わせればいいのか」とお持ち帰りになる先生方も多いのではと気になるところではありました。

研究発表会も盛大に体育館で行われ、目算で300席ほど設けられた席はほぼ満杯でした。校長先生のお話によると、沖縄県や都内島しょ部からのご参加もあったそうです。目玉ともいえるパネルディスカッションは文部科学省から笠井先生、放送大学の中川先生、本校推進校の支援企業のSTEM教育教室ステモンの中村さんの三名がパネリストとして登壇され、(私は笠井先生の正多角形のデモンストレーションにわくわくしました)先生方へのヒントがたくさん盛り込まれていたと思います。各校にお持ち帰られたその後の取り組みに生かされるよう願っております。

同区民でもあり、数年後には自分の子供も小学生。今後も動向には注目していきます。

東京都のこうした研究授業研究発表会都のサイトで公開されています。多くは区市外在住者含め一般参観も可能なので日程を確認して行ってみてはどうでしょうか。

About me

倉本 大資(くらもと だいすけ)です。

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2008年から、こどもむけプログラミングワークショップを開催し、子供たちのプログラミング体験の充実や、Scratchを使った創造的な学びの場を作ることに挑戦を続けています。

当時は会社勤めの傍ら週末や余暇を使い、自分たちのワークショップを企画運営したり、外部からの依頼でワークショップの製作実施などをしていました。
2015年には「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」(日経BP)を上梓し更に多くの子どもたちへScratchやコンピュータを用いたもの作りや表現活動について共有することができました。

そして2018年春にそれまで勤めていた会社を退職し、新たな活動の拠点として株式会社ロクナナに入社。現在は様々な企業と協働したり、書籍雑誌等の執筆に取り掛かっています。

現在の主な仕事

 

  • 株式会社ロクナナ:子供向けプログラミング関連のエキスパートとして様々なパートナーと協業中です。
  • 株式会社TENTO:経営企画に関わり、教室講師、講師向けの研修を内部外部に向けて実施しています。
  • 株式会社スイッチエデュケーション:アドバイザーとしてワークショップや製品の企画に関わっています。
  • OtOMO:2008年から活動している自分たちの団体で引き続き活動中です。
  • 子どもプログラミング喫茶:Maker Faire Tokyo に出展していましたが、2018年より公式企画となりました。
  • 子どもクリエイティブパーク:子どもプログラミング喫茶のメンバーとオンラインの子どもの創造的活動の場所作りに挑戦中です。
  • JimoKids石蔵秘密基地:地域に根ざした子ども/大人の場所作りをしています。コワーキングスペース運営や講座企画のサポートをしています。(〜2023/03)

出版歴等

記事等掲載・登壇ほか略歴

  • 2022/10:Maker Faire Tokyo 2022 子どもプログラミング喫茶出展
  • 2021/10:Maker Faire Tokyo 2021 子どもプログラミング喫茶オンライン開催
  • 2021/7:Scratch@MIT ポスター発表(採択後イベント中止)
  • 2020/10:Maker Faire Tokyo 2020 子どもプログラミング喫茶出展
  • 2019/8:Maker Faire Tokyo 2019 子どもプログラミング喫茶・OtOMO出展
  • 2018/12:上海国際STEM科学教育製品博覧会 講演・登壇
  • 2018/8:Maker Faire Tokyo 2018 子どもプログラミング喫茶・OtOMO出展
  • 2018/7(~2019/3): 豊島区教育ビジョン検討委員委嘱
  • 2018/7:Scratch@MIT ショートプレゼンテーション登壇
  • 2017/8:Maker Faire Tokyo 2017 子どもプログラミング喫茶・OtOMO出展
  • 2016/9:Japan Times 特集記事で野外ワークショップ掲載
  • 2016/8:Maker Faire Tokyo 2016 子どもプログラミングカフェ・OtOMO出展
  • 2016/7:TSUKUBA WAY 「寺子屋スタイルで子供たちにプログラミングを」インタビュー記事掲載
  • 2015/8:Maker Faire Tokyo 2015 OtOMO出展
  • 2014/8:Scratch@MIT ワークショップ実施 ”ダンボール・インターフェース”
  • 2012/7:Scratch@MIT 共同でポスター発表

プロフィール

1980年生まれ。2004年筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。2008年よりScratchを用いた子供向けプログラミングワークショップを多数開催。自身の運営するプログラミングサークル「OtOMO」活動や、スイッチエデュケーションアドバイザー、プログラミング教室TENTOへの参画など子供向けプログラミングの分野を中心に活動し。ワークショップの企画開催や、指導者向けの講習など子供向け大人向けにプログラミングやものづくりを通して学ぶことの楽しさを伝えている。

SNS等ほかメディア

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